【新唐人日本2011年5月25日付ニュース】近日、北朝鮮の金正日総書記が中国を訪問。ここ一年で3度目の訪中になりますが、世襲交代に直面し、政権崩壊を防ぐため、中国に後ろ盾を求めるのが狙いだ、と専門家は見ています。
韓国メディアによると、金正日総書記は21日、特別列車で中国東北部の長春に到着。ここ一年で3度目となる今回の訪中。雑誌“北京の春”の胡平編集長は、北朝鮮が国際社会の譴責に対して無視できるのは、陰に中国のバックアップがあるからだと指摘します。
雑誌“北京の春” 胡平編集長
「ご承知のように金政権は悪事を重ねて、内外に困っているので、北京の支持がないと、とくに崩壊したはずです。中共は北朝鮮の問題において、非常に悪い役割を果たしています」
23日、金総書記は江蘇省揚州市の経済開発区を視察。北朝鮮も中国式の経済改革の道を検討しているとの憶測に対し、胡さんは、そう簡単にはいかないといいます。
雑誌“北京の春” 胡平編集長
「まず 金親子が自ら親が残した道を変えるとは考えにくい、もう一つ 安心できないのは中国式経済改革を行った場合、1989年中国の民主化運動のような反対運動の発生です」
最近の頻繁な訪中については、世襲交代を前に、政権崩壊を防ぐため、中国共産党に更なる支持を求めるのが狙いだと分析します。
雑誌“北京の春” 胡平編集長
「世襲交代問題に直面し、うまくいくかどうか、彼(金正日)も自信がないので、どの角度から見ても、北京との関係を強めて、助けが欲しいのです」
一方、韓国メディアは、国際的に孤立無援の金正日総書記にとって、頼れるのは中国だけだと分析しています。
新唐人テレビがお伝えしました。
(中国語)





















